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街の至る所にコンビニができて、出店競争が激しいですが、繁盛している所、残念ながら閉店に至ってしまった所、この差は一体何なんでしょうか?
自分なりの検証をしてみたいと思います。
通常、郊外型のコンビニを建てる場合は、地主交渉から始まるわけですが、自分も経験してみて、もう強引すぎる勧誘にうんざりする世の中です。
今、現に住んでいるのに、別のところに住んでくれとか、他の家の住民も巻き込んで引っ越してくれとか結構酷いことを言ってきます。
結論から言うと、コンビニは2つの大通りの十字路の角地にある場合は、わりと繁盛している傾向があります。
逆に確かに角地ではあるものの、大通りが1つしかない場合は、逆方向から入りにくいため、交通量にもよりますが、渋滞が発生してしまうため、入りにくい傾向があります。
なので、よっぽどの好立地や遊休地でない限り、自己所有の土地を他人に貸したり譲渡したりするのはやめておいたほうが無難です。
以前に、後者のようなコンビニができたのですが、たったの1年で赤字続きになったそうで、潰れていったコンビニがありました。
ただ作ればいいってものじゃないのです。
■結局誰が儲かっているのか
スクラップ&ビルド、こんな言葉がありました。
これを最初に教えてもらったのはケ○ズデンキの前身の会社、ギ○スカンサイの会社説明会だったのですが、とりあえず、古い店舗は潰して、どんどん親店をオープンしようっていう試みだったようです。
社名が変わってしまったから、きっとこの政策はうまくいかなかったんでしょうね。
コンビニでも、なんでもいいから作って、不採算店はどんどん潰していけばいいっていう、地主からしたらとても腹立たしく思うようなことです。
全く元の状態に戻してもらえるかと言われればそうではないですし。
儲かっているのは、コンビニそのものを作っている建設会社と、コンビニのマージンで稼いでる本社、ぐらいじゃないでしょうか。
■コンビニの労働基準法
もちろん、コンビニにも労働基準法があります。
6時間超えたら45分、8時間超えたら1時間休まないといけないはずです。
でもここで変なからくりがあって、オーナーである個人事業主から給与をもらうので、オーナーが法令遵守しないといけないのに、実態は人が足りないのでタダ働きしてるみたいなんですよね。
自分もコンビニで働いている頃はそうでした。
訴えられるのはオーナーであって、コンビニ本社ではないのです。
でも、給与明細はコンビニ名で書かれているっていう、変な仕組み。
誰が何時にレジを打っているのかはPOSデータ辺りを見れば一目瞭然なので、
一斉監査でもして全部のほぼすべてのコンビニが法令遵守してないことを調査して、
きちっと守らせるか、守れないんだったら閉店にするのが本当のところではないでしょうか。
■もし、コンビニを作るとしたら
まずは、とりあえずメジャーどころのコンビニに行って、おにぎりでいいので、ご飯がどのぐらいおいしいのか他のお店と食べ比べてみることです。
どこも同じかと思いきや、これがまた全然違うみたいです。自分は舌が肥えてないので、味にうといのですが。。
24時間、ずっと電気がつきっぱなしのところです。
建てたことで、近所の評判を悪くなされないようにしたいものですね。
■まとめ
・建設会社がコンビニを建てる仕事が欲しいだけ
・コンビニの本社はマージンが欲しいだけ
・地主のありがたみが全然わかってない
こんなところでしょうか。。